Archive for the '住宅' Category

米国には通常の住宅ローンに他に「サブプライム」と呼ばれる住宅ローンがあります。低所得者や過去の返済履歴に問題のある信用度の低い層を対象とした住宅ローンです。また住宅ローンというと日本では住宅購入時のローンを想像しますが、住宅担保での使途フリーのローンも多いようで、元本返済ナシでの金利のみ支払いなどというものもあります。

サブプライムのデフォルト率(債務不履行率)が10月には3.6%、1年前から1.6%も急上昇しました。

カルフォルニアのオウニットというローン会社は住宅ブームに乗ってサブプライムの残方を急増させ2005年には83億ドルの融資残高になりました。

しかしこの会社のデフォルト率が融資残高の4%にまで及び、資金調達をたたれ、新規融資停止、全従業員解雇となりました。この会社の他にもサブプライムでは新規融資停止等が相次いでいるようです。

(日経金融新聞2006.12.19.)

2007/1/4 木曜日

ある新築戸建住宅は、住宅完成後に住宅についての「住まい方BOOK」を建て主に渡しています。

それは(1)設計施工関係者一覧(2)図面(3)住宅の特徴と性能(4)結露を防ぐ方法、使用した照明器具の設置場所や型番、ランプの種類、衣類の防虫剤や芳香剤の選びかだ…等、住宅の使い方やメンテナンス方法が説明された手引書です。

(日経アーキテクチュア2006.12.11.)

家庭電化製品を買うと取扱説明書がついているのが当然です。しかし新築マンションを購入してもついていないのではないでしょうか。空調機器や流し台等の個別機器の取扱説明書と保証書の束だけが渡されることが多いのではないでしょうか。それはマンションの部品に過ぎないはずです。完成品としての取扱説明書がほしいものです。

2006/12/21 木曜日

不動産流通各社の2007年3月期上期の手数料収入と取扱高は大幅増加しています。上位10社のうち8社の手数料収入は前年比2割から4割台の大幅な増加となっています。取扱高では上位10社がそれぞれ3割前後から最大5割台の増加となっています。

(日刊不動産経済通信 2006.12.4.)

大きく伸びたのは急ピッチで店舗数を増やしている大京グループですが、これを除けば、都心部での法人仲介を主力とする会社が絶好調でした。

一方で個人向けマンション仲介等の会社は、ソコソコといったところです。不動産市場が都心部で法人市場ファンド市場を中心に盛り上がっていたということがここからも読み取れます。

2006/12/7 木曜日

鳥取銀行が東京で住宅ローンを伸ばしています。景気回復を実感できる東京に収益源をもとめます。マンション分譲大手と組み、前年比20%増です。
「なぜ東京の住宅ローンで鳥取銀行なのか?」
「お客さんは商品性などを研究していて銀行の選択は柔軟だ。リテールの世界は商品やサービス力でいかようにもなるということが、東京で住宅ローンをやってよく分かった。」(同行頭取)
ただ東京での法人取引のハードルは相当高いとのことです。(日経金融新聞2006.11.10.)
モルガンスタンレー証券は地銀約20行と組んで、自営業や派遣社員を的にして信用力が低い顧客にも貸し出す新型の住宅ローンを始めます。
地銀が融資した後に地銀からモルガンがローン債権をすべて買い取り、ローン債権を数百億円まで積み上げてから証券化します。
(日本経済新聞2006.11.20.)

2006/11/23 木曜日

首都圏の「新価格マンション」の事例です。以下で、(販)は販売坪単価(予想を含む)です。そして、(05)とあるのは、2005年末でのザックリ相場です。
シティテラスさいたま新都心(販)215万・(05)170万
パークスクエアさいたま新都心(販)195万・(05)155-160万
パークスクエア湘南茅ヶ崎(販)170-180万・(05)150-155万
ライオンズ相模大野ステーションエアリスタ (販)245万・(05)190万
ライオンズ港北ニュータウンステーションレ… (販)220万・(05)170万
シェルゼ木場公園  (販)250-260万・(05)200万
シンカシティ新川崎  (販)195-200万・(05)170万
レクセルガーデン成増  (販)215万・(05)180万
(住宅新報2006.10.24.)
この様子だと東京23区の西南部では、マンションが坪400万円超となるのは時間の問題でしょう。買い手はその価額についていけるのでしょうか。
予想される混乱として公的な土地で供給される定期借地権マンションがあります。公営住宅建替え等に際して提供された公的土地での定期借地での分譲予定がいくつかありますが、地主である自治体等との約束で分譲価格等に制約を負っているものもあります。新価格マンションが分譲される中で、驚くほど安い定借マンションが供給されることになります。なお定期借地マンションでも住宅ローンの心配はなくなっています。

2006/11/2 木曜日