Archive for 2003

最近はスケルトンインフィル(SI)とも呼ばれる自由設計マンションが人気を集めています。

床とスラブの間に25-30センチ程空間を取り、水周りをどこへでも持っていかれるようにし、顧客の要望どおりの住戸プランにします。その結果として寝室の上に浴室やトイレが完成し、音に悩まされることもあるようです。

建築家である筆者はこのような自由設計型のマンションはやめたほうがいいとデベロッパーにアドバイスしているといいます。水周りの位置だけは固定したほうがいいようで、あらかじめ作成したメニュープランから顧客が選択させるのが一番だとのことです。クレーム対応は大変ですから。

(2003.6.19.週刊住宅「マンションの常識非常識」)

2003/7/3 木曜日

住宅金融公庫を使ってマイホーム新築した人たちのうちで、30歳から39歳が全体で占める割合は、平成10年度36.9%、平成12年度40.9%、平成14年度45.7%。40歳から59歳が占める割合はそれぞれ47.9%、42.4%、34.4%。完全に逆転しました。

30代が占める割合が急増して、一方で40代50代が急減しています。団塊世代から団塊ジュニアへとマーケットは確実に移行してきています。

(平成14年度住宅金融公庫利用者調査報告より)

2003/6/7 土曜日

「デフレなので新築価格は下落の一途と思っている人は居ませんか?」「新築単価は2000年まで首都圏一様に下落していたが、2001年以降は都区部とそれ以外で『二極化』が進んでおり、一部のエリア(港区・渋谷区近辺)では価格は反転上昇している」

http://www.a-lab.co.jp/ から引用させて頂きました。(アトラクターズ・ラボ調べ 2003.5.28.)

エリア   1996 97 98 99 2000 01 02 [年]

都区部   100 98 95 91 85 85 87

都下    100 98 98 92 87 80 82

神奈川県 100 98 95 89 83 80 79

埼玉県   100 101 94 88 85 82 83

千葉県   100 101 96 90 87 81 79

首都圏   100 98 95 90 85 83 84

※エリア別のマンション新築単価を1996年=100とした指数の推移を表したもの

2003/6/6 金曜日

東京都中央区佃の5年前新築の54階建てセンチュリーパークタワーは地域一番人気で、中古価格は物件によっては新築時から2割値上がりとか。ここは竹中大臣が複数所有しているとして話題になったマンションです。そこから徒歩10数分離れた立地のほぼ同時期新築の50階建てのビュータワーはそれほど人気がなく新築時から数パーセント下落。まあ5年で数パーセント下落ならいいほうです。やはりほぼ同時期の川口市の55階建てエルザタワーは新築時より2-3割下落。二極化は当然のようですが、勝ち組の中でも更にピンポイントの物件だけが値上がりしているようです。(週刊東洋経済2003.5.17.)

2003/6/5 木曜日

住宅金融公庫が築後4-8年のマンションの管理組合からアンケート集計しました。

bird発行人が興味を持ったのは駐車場収入です。駐車場収入は修繕積立金に組み入れるのが望ましいのでしょうが、実際は63.5%がすべて管理費に組み入れられて毎月の管理費として費消されています。すべて修繕積立金に組み入れは4.1%、管理費にまず組み入れて余ったら修繕積立金に、が25.3%です。

修繕積立金に占める駐車場収入の割合が高いマンションでは所有者からの積立金納入額が少ないという相関関係がはっきり現れていることです。つまり駐車場収入が多くて、それを修繕積立金に繰り入れているマンションは管理費や修繕積立金が安く済んでいるのです。(月刊ハウジングデータ2003.4月号)

最近の新築分譲マンションでは、駐車場料金を近隣に比べて驚くほど低額なのを売り物にする物件も目立ちます。販売しやすくなるのは確かなのですが、それが意味することを販売の現場は顧客に説明し、顧客は理解しているのでしょうかね。

2003/5/23 金曜日