森トラストアセットマネジメントの堀野社長が不動産マーケットの動向について語っています。的確で分かりやすいのでそのまま引用します。

「不動産価格は約3年前から上昇した。上がり方が急激だったため、その反動がきている。リートのポートフォリオとして重要なのは、いつ取得した物件かということと、現行の賃料がいつ契約した賃料かということ。3年以上前に取得した物件だと今後多少下落しても含み益が残るし、テナントとの賃貸借契約時期が3年前であれば、賃料改定時に上げられる。逆に去年、低いキャップレートで買った投資家は価格の下落リスクがある。オフィス賃料についても、東京都心の特に丸の内エリアではピーク感が出てきたため、ここ2年以内の契約時の物件は将来的に賃料のダウンサイドリスクを抱えている。」

ちなみに堀野社長のREITではここ2年間はオフィスビルを買っていないということです。

(日刊不動産経済通信2008.4.3.)

2008/4/17 木曜日

京王電鉄が子育て世代に入居者を絞った賃貸住宅を竣工させました。

建設にあたっては社内の子育て中の社員にアンケート調査をしています。

子育て家族向け仕様として3つの特徴。

一つ目は玄関横に設けられた、下足入れとは別の広めの収納スペース。これはベビーカーを置くための収納スペースです。

二つ目はリビングと居室の間に引き戸を設け、引き戸を開くことで一体となった広い空間としい使えること。

三つ目はバス、トイレ、洗面所、洗濯機置き場など水回りを一か所に集めたこと。これは保育所の間取りを参考にしたとのことで、子どもはお風呂に入るときにトイレに行きたくなることがあるからです。

(全国賃貸住宅新聞2008.3.17.)

2008/3/20 木曜日

集合住宅の施工単価が上昇を続けています。特に分譲住宅は1年間で約8.5%もあげています。

2007年12月期の平均施工単価は坪当たり64万7000円でした。06年12月期の坪59万6000円から、1年間で約5万円上昇しています。

分譲住宅でなく賃貸住宅については坪60万6000円で、1年前から坪2万7000円上がっています。

集合住宅に限らずすべての建築種類で建築コストが上昇しています。医療施設に至っては16.7%もの上昇です。

さてマンション価格下落、契約率下落の環境の中で建築費の今後はどうなるのでしょうか。

(日経アーキテクチュア2008.2.25.)

2008/2/28 木曜日

セプテーニ(ジャスダック上場)の子会社バズマーケティングが「不動産バズ」を始めます。

ネット上でブログを書くブロガーを不動産物件のモデルルームなどに招待し、ブロガーに対してオリエンテーションやセミナーなどのイベントを実施し、参加したブロガーがブログ記事にレポートすることで、物件をPRしてもらいます。

ブロガーに対してどう書かくか強制はできないでしょうが、ブログに書かれた記事をきっかけとする口コミを期待します。このような手法を「バズマーケティング」と呼びます。価格は150万円からです。

またリクルート住宅情報の元編集長大久保恭子氏が代表をつとめる「マンション評価ナビ」では、プロが現地モデルルームへ出向いて調査し、その結果を多くの項目ごとに5段階評価します。驚くのは書かれている評価が極めて詳細なことです。

(週刊住宅2007.12.10.)

2007/12/27 木曜日

2002年12月に「マンション建て替え円滑化法」が施行されました。老朽マンション急増に対応して、マンションの建て替えがしやすくなりました。

東京都内ではこの法律を適用した建て替え分譲マンションが相次ぎ完成期を迎えています。

9件が今後2-3年に完成の予定です。

調布市の国領住宅は144戸から320戸に、町田山崎住宅は300戸から305戸に、新蒲田住宅マンションは134戸から202戸。

大規模なマンションの建て替えも進みます。

(日本経済新聞2007.10.26.)

2007/11/15 木曜日